まさか！下宿生が美女ですって？2はつまらない？面白い？レビュー・感想まとめ

実写映像を用いた没入感抜群の恋愛シミュレーションとして話題を呼んだ作品の続編、『まさか！下宿生が美女ですって？2』がついに登場しました。前作からさらにパワーアップしたヒロインたちとの共同生活に、期待を膨らませている方も多いのではないでしょうか。

韓国ドラマのような展開と、魅力的なキャストによる演技が特徴の本作ですが、実際にプレイしたユーザーからはどのような評価を受けているのか気になりますよね。「前作より面白いのか」「価格に見合う価値はあるのか」といった疑問を持つ方のために、海外を含む多くのプレイヤーの声を徹底的に調査しました。購入を検討中の方は、ぜひこのまとめを参考にしてください。

まさか！下宿生が美女ですって？2はどんなゲーム？

本作は、フルモーションビデオ（FMV）と呼ばれる実写映像を使用した、一人称視点の恋愛シミュレーションゲームです。プレイヤーは下宿「ウユマン」のオーナーとなり、個性豊かな6人の美女たちと一つ屋根の下で生活することになります。

シーズン2となる今作では、前作から引き続き登場する幼馴染や上司、元アイドルといったキャラクターに加え、新たに財閥の令嬢、心優しい看護師、成長型のヒロインといった3名が仲間に加わりました。総勢6名のヒロインに加え、条件を満たすと登場する隠しキャラクターも存在し、まさにハーレム状態でのドキドキする日々が展開されます。

ゲーム進行は主人公の視点で描かれ、会話の選択肢や行動によってストーリーが分岐していきます。単に映像を見るだけでなく、マップを探索してアイテムを獲得したり、ミニゲームが発生したりと、ゲームとしての遊びごたえも強化されました。まるで自分が韓国ドラマの主人公になったかのような感覚で、笑いあり、涙あり、そしてロマンスありの物語を楽しめるのが本作の最大の魅力と言えるでしょう。

まさか！下宿生が美女ですって？2の面白い点

多くのプレイヤーから高く評価されているのは、やはりヒロインたちの圧倒的なビジュアルと、前作から大幅に改善されたゲームシステムです。具体的にどのような点が好評なのか、詳しく見ていきましょう。

魅力あふれるキャストと演技力登場するヒロインたちは皆非常に魅力的で、それぞれのキャラクターに合った演技を見せてくれます。特に新キャラクターの追加によって物語のバリエーションが豊かになり、女医や看護師といった新たな属性が加わったことで、ファンサービスも充実しているとの声が多く挙がっています。
ゲームプレイの進化と快適さ前作では少し窮屈だった攻略の自由度が改善されました。探索パートでアイテムを入手し、それを活用して新たなルートを切り開くシステムや、不意に始まるミニゲームが良いアクセントになっています。攻略の難易度も理不尽さが減り、遊びやすくなったと好評です。
コメディとロマンスの絶妙なバランスシリアスな恋愛だけでなく、思わず笑ってしまうようなコミカルな選択肢や演出が豊富に用意されています。ヒロインたちとの掛け合いはテンポが良く、見ていて飽きません。また、特定の条件で解放される「ハーレムエンド」や隠しルートなど、プレイヤーの期待に応える展開もしっかり用意されています。
映像クオリティの高さ高画質な映像美は健在で、ヒロインたちを間近に感じる没入感はFMVゲームの中でもトップクラスです。環境音やBGMも雰囲気を盛り上げており、視覚・聴覚の両面で楽しませてくれます。

このように、前作のファンが求めていた要素をしっかりと取り入れつつ、新規プレイヤーでも入りやすいように改良されている点が、多くの高評価に繋がっています。

まさか！下宿生が美女ですって？2のダメ・つまらない点

全体的に評価の高い本作ですが、一部のユーザーからは価格設定や細かい仕様について不満の声も聞かれます。購入前に知っておきたい注意点をまとめました。

価格とボリュームのバランス前作と比較して価格が上昇しているため、一部のプレイヤーからは「少し高い」と感じられているようです。プレイ時間は周回を含めてもそれほど長くはないため、コストパフォーマンスを重視する方には割高に映る可能性があります。DLCを含めるとさらに出費がかさむ点も指摘されています。
ローカライズの質と没入感の阻害日本語を含む多言語に対応していますが、翻訳の質にばらつきがあり、たまに違和感を覚える字幕が表示されることがあるようです。また、基本は一人称視点ですが、一部のシーンで視点が切り替わったり、ガラスへの映り込みなどの撮影ミスがあったりと、ふとした瞬間に現実に引き戻されるという意見もありました。
シナリオの急展開とあっさり感複数のヒロインルートがある反面、個々のエンディングまでの過程が少し駆け足に感じる場合があります。「もっと後日談が見たかった」「関係性の変化が急すぎる」といった感想もあり、深いストーリー描写を求める人には物足りないかもしれません。
コンプリートの難易度実績解除や全CGの回収を目指す場合、排他的な選択肢が多く用意されているため、何度も周回プレイが必要になります。これが作業的に感じられ、フラグ管理が面倒だという声も一部で見受けられました。

以上の点から、完璧な翻訳や長編映画のような重厚なシナリオを期待しすぎると、少し肩透かしを食らう可能性があることを頭に入れておいた方が良いでしょう。