『Train Sim World 6 (TSW6)』での運転において、イギリスの信号システムを理解することは最大の難所です。
英国鉄道の信号と標識 (TSW6)
英国鉄道の信号(信号機、標識とその意味)を網羅したガイドです。初心者向けの簡単な説明から上級者向けの解説まで。
第1部:英国の信号システム – 導入
イギリスの鉄道の多くは、列車の動きと速度を制御するために地上信号 (Lineside signals) を使用しています。主に「2灯・3灯・4灯式の色灯式信号」が使われ、軌道回路や車軸カウンタによって制御されています。
- このシステムは最高速度 125 mph (約 201 km/h) まで対応しています。
- Class 395「ジャベリン」が走る High Speed 1(高速鉄道1号線)などの超高速区間では、地上信号ではなく車内信号 (In-cab signalling) に頼ることになります。
- 閑散線区では、古い「絶対閉塞式 (Absolute block signalling)」が残っている場合もあります。
TSW6のイギリス路線では色灯式信号が最も一般的ですので、その読み方を覚えることは必須です。
色灯式信号の意味(アスペクト)
イギリスでは主に7つの表示パターン(アスペクト)があります。
- 🟢 緑 (Green) – 進行
線路の許容速度(最高速度)で走行可能です。前方に列車はいません。
- 🟡 黄 (Yellow) – 注意
次の信号が「赤」です。 減速し、いつでも停止できる準備をしてください。駅や分岐点付近でよく見られます。
- 🔴 赤 (Red) – 停止
絶対に通過してはいけません。無許可での通過はSPAD(信号冒進)となり、即座に運転終了となります。
- 🟡🟡 二重の黄 (Double Yellow) – 減速準備
次の信号が「単黄色」です。 段階的に速度を落とす準備をしてください。高速路線や過密ダイヤの区間でよく見られます。
- 点滅する黄 (Flashing Yellow) – 分岐接近
主線から分岐線(ブランチライン等)へ入る予告です。分岐を安全に通過できる速度まで落としてください。
- 点滅する二重の黄 (Flashing Double Yellow) – 分岐接近の更なる予告
前方の分岐に向けた早期の警告です。複雑な配線の区間で見られます。
- 点滅する緑 (Flashing Green) – 超高速進行
実験的な高速区間(Peterborough–Yorkなど)で使用されます。次の信号は通常「二重の黄」になり、減速のための十分な距離が確保されています。
信号機の種類
- 1灯式: 固定の表示(常に緑など)。主にローカル線。
- 2灯式: 赤か緑のみ。
- 3灯式: 赤・黄・緑。
- 4灯式: 赤・黄・二重黄・緑。最も反応時間が長く取れるため、主要幹線で使われます。
バナーリピーター
急カーブや橋、トンネルの出口などで先の信号機が直接見えない場所に設置されます。先の信号の状態を「繰り返す」役割を持ちます。
- ➖ 水平の棒 (On): 先の信号が制限(赤または黄)です。停止準備をしてください。
- / 斜めの棒 (Off): 先の信号が進行(緑または黄)です。
- 🟢/ 斜めの棒+緑ランプ: 先の信号が確実に「緑」であることを示します。
フェザーと進路表示器
信号機には「止まれ・進め」だけでなく、「どの方向へ進むか」を示す装置が付いていることがあります。
- フェザー (Feathers): 信号機の上に斜めに並んだ白いライト。点灯している方向に線路が分岐していることを示します。
- 進路表示器 (Route Indicators): 数字やアルファベットが表示されます。「4」なら4番線、「M」なら Main Line(本線)など、進入するプラットホームやルートを具体的に示します。
位置灯と入換信号機
主に駅構内、車両基地、側線などでの低速移動(入換)に使用されます。
補助信号機
主信号機のすぐ下に取り付けられています。
- ⚪⚪ 斜め白2灯: 「Calling-on」と呼ばれ、先行列車がいるホームへの進入などを許可します。主信号が赤でも、この白2灯が点灯していれば、障害物の手前で止まれる速度(徐行)で進入可能です。
地上位置灯
地面付近にある小さな信号機です。
- ⚪⚪ 斜め白2灯: 進行許可。ただし低速で、障害物の手前で止まれる準備をすること。
- 🔴🔴 水平赤2灯: 停止。
- 入換限界: 赤2灯が常に点灯。それ以上進んではいけない境界線です。
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